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■ 宿屋のパラドックス

大変古くからある「ことばのトリック」です。
パズルが好きな人はこの話をよく知っていると思います。
  
10人の旅人が宿屋につきました。
ところがあいにく宿屋には、空いた部屋が九つしかありませんでした。
でも旅人達は1人にひとつずつの部屋がほしいといいました。

宿屋の主人は頭をひねって考えました。

主人は最初の客を番目の部屋につれてゆき、ここでちょっと待っていてほしいと頼みました。
(下の図は「わく」は部屋、「×」は客をあらわします。)



番目の客を番目のこの部屋に入れます。



番目の客を番目の部屋に入れ、
番目の客を番目の部屋に入れ、
番目の客を番目の部屋に入れ、
番目の客を番目の部屋に入れ、
番目の客を番目の部屋に入れ、
番目の客を番目の部屋に入れ、
番目の客を番目の部屋に入れます。



九人いれてもまだ部屋が空いているので、
主人は最初の部屋に戻って10番目の客をのこった9番目の部屋に入れて



これで九つの部屋に十人の客人が全員みごとに入りました。
    
▼ 解説

あなたはこの「ことばのトリック」にひっかかったでしょうか?

十番目の客は本当は最初の客(一番目の)客なのですが、最初の客と十番目の客を一緒に数えるところが
この「ことばのトリック」の核となっています。

言葉の錯覚をみごとに表現しているトリックです。

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